留学生と日本発見シリーズ:松陰神社で日本の歴史、お参りの仕方を学ぼう

三軒茶屋からのんびりローカルな世田谷線で3駅。
「松陰神社前駅」にある「吉田松陰(幕末の教育者、思想家)」が祀られている松陰神社をご紹介します。

 

 

松陰神社は明治15年に松陰の門下生により、松陰の墓があるこの土地に堂が建てられました。

 

 

日本の思想家「吉田松陰」

 

吉田松陰は1830年、現在の山口県に生まれました。子どもの頃から勉強家で、11歳の時に行った殿様への講義が素晴らしく、才能が認められました。その後も勉強のために日本中を歩き回りました。彼は外国での勉強を望みましたが、当時の日本は鎖国中でした。そこでペリーが日本へやってきた時にこっそり国外へ連れて行ってもらえるよう頼みましたが、認めてもらえず失敗、そしてそのことを自首し、投獄されてしまったのです。彼は牢屋のなかでも勉強を続け、出牢後に、彼の叔父が取りまとめていた松下村塾の名を引き継ぎ、「松下村塾」を開きました。当時の日本はお金のある者しか勉強できなかったのですが、ここでは勉強したい人は誰でも勉強することができました。

 

彼は日本のために新しい国の仕組みを考えていました。しかし、当時の幕府の考えとは異なっており、結果、殺されてしましました。それでも彼の考えは弟子に引き継がれ、お墓も弟子たちによってこの地に移されました。
そして現在でも、吉田松陰を祀る松陰神社は学業成就を願う人たちが後を絶ちません。

 

 

 

松陰神社でお参りをしてみよう

 

まずは手水舎で手を洗い、口を漱ぎます。そして心を祓い清めます。(詳しい方法は松陰神社の手水舎に書かれています。)
参道の真ん中を歩かないよう注意して社殿に向かいます。(参道の真ん中は神様の通る所です)

 

着いたら軽く一礼をし、お賽銭を入れます。
そして二礼二拍手一礼をします。(こちらも現地に詳しく方法が書かれています。)
退く時にもう一度軽く一礼をします。

都会の喧騒から離れて、ゆったり学力向上、合格を祈願してみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

[松陰神社]
住所 東京都世田谷区若林4-35-1

最寄り駅 世田谷線松陰神社前駅(徒歩3分)

TEL 03-3421-4834

参拝可能時間 午前7時-午後5時

お守り、お神札受付時間 午前9時-午後5時(社務所休務日を除く)

ご祈祷 午前9時-午後4時半(社務所休務日を除く)

https://www.shoinjinja.org/

https://eng.shoinjinja.org/

コメント

ページトップに戻る