日本で部屋を借りるとき①「賃貸契約の単語」

日本で住まいを探す時、普段聞き慣れない単語が出てきますね。部屋を借りる際、日本には独特の決まりや文化などがあります。

今回は、賃貸契約の際に出てくる単語について、説明します。

■敷金

家屋・部屋を借りる人が部屋の持ち主に預けておく保証金のこと。家賃の滞納があった場合や、部屋の設備を破損・汚した際などに修理費としてこのお金が使われます。部屋を退去する際にこのお金は戻ってくる場合があります。(戻ってくるお金は全額ではありません)

 

■礼金

部屋を借りる人が部屋の持ち主に謝礼として出すお金のこと。基本的にこのお金は戻ってきません。

 

■管理費

分譲マンションの敷地や建物の共用部分、共同で使用する施設や設備などの維持管理に必要な経費のこと。

 

■仲介手数料

住宅の売買や賃貸借の取引の際、売主と買主の間に入って契約事務などを行う不動産会社(仲介会社)に支払う手数料のこと。

 

■更新料

賃貸物件の契約を更新するために必要な費用のこと。

 

■原状回復費

賃貸住宅を退去する際、入居時の状態に部屋を戻す為にハウスクリーニングや鍵の交換等にかかる費用のこと。

 

■前家賃

賃貸契約の際にあらかじめ翌月分の家賃を支払うこと。

 

■日割り家賃

家賃1ヶ月分をその月の日数で割り、1日あたりの家賃を出した後、月末までの残り日数をかけた金額。

 

■鍵交換料

入居時や退去時に玄関の鍵を交換する為にかかる費用のこと。

 

■火災保険料

火災が発生した際に”建物”と、建物の中にある家具や什器などの”動産“を補償するためにかかる保険料のこと。

 

■償却金

賃貸物件の退去時に、入居の際に支払った敷金や保証金のうち、返却されない金銭のこと。

 

■違約金

契約内容に違反する場合、相手方に対して一定金額を支払うなどと定めた金銭のこと。

 

■初期費用

賃貸住宅への入居時にかかる費用の事。 賃貸住宅の初期費用は礼金、敷金、仲介手数料、前家賃、火災保険料など。

 

■連帯保証人

借主になんらかの不祥事が起きた場合、代わりに責任を負う人のこと。借主と連絡が取れなくなった、家賃の不払いなどがあった場合、連帯保証人が代わりに家賃を払ったりします。

 

■保証会社

連帯保証人がいない人のために、連帯保証人を代行する会社。利用する場合は費用が発生します。賃貸物件のほとんどは連帯保証人か保証会社が必須となっています。

 

■入居審査

入居希望者が、アパート・賃貸マンションに入居するのにふさわしい人物かどうかを判断するための審査のこと。

 

■管理会社

マンションの管理を委託された管理の専門業者のこと。

 

■解約予告

現在借りている部屋を解約する際に、契約書の中で定められている日時までに貸主や管理会社へ解約する旨を伝えておくこと。

日本で住宅を借りようとすると、手続きや契約事項がたくさんあります。上記のような用語の意味を理解しておくと、スムーズに賃貸契約ができるでしょう。

 

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