インバウンド対策はお互いを知ることから!知っておくべきベトナムの常識20

 

日本に来るベトナム人は、日本のマナーやタブー、習慣について学んできます。LocoBeeでも習慣やマナーの記事はとても読まれているカテゴリーです。

訪れる国、やりとりをする国の慣習を知ることは、コミュニケーション上でも、相手の国に敬意を示す上でも、とても大切ですよね。

インバウンド対策の対象国について、あなたはどのくらいマナーやタブーを知っていますか?

所変われば考え方も行動も異なるのが当たり前。お互いの国に対して敬意を持つために、その国の常識を知っておきましょう!

今回は、ベトナムの常識、マナーやタブーについて。

お互いが気持ちよくやり取りするための必要な知識です。

 

まずは食事のマナーから!

器に口をつけない

 

ベトナムでは、大きな器は持ち上げません。スープを飲む場合には、レンゲやスプーンを使って、音を立てずに飲みます。

ベトナム人はスープを飲むときは必ずスプーンですくって口に運びます。

 

ペットボトルはストローで飲む

 

器に口をつけない、ということから、ペットボトルもストローで飲む人が多くいます。

 

麺をすすらない

 

日本では蕎麦やうどん、ラーメンなどの汁物の麺類を食べる場合、ズルズルと音を立てて食べることは一般的ですが、ベトナムでは麺をすすって食べるのはマナー違反になります。フォーなどの麺類を注文すると、必ず箸と一緒にレンゲやスプーンが付いてきますので、箸でつかんだ麺を一旦スプーンにのせて口に運び、音を立てずに食べるようにしましょう。

 

おしぼりは有料

 

ベトナムのほとんどの飲食店ではおしぼりは有料です。

テーブルに置かれているおしぼりを使用した場合、大体2000VND(約11円)お会計に追加されます。

 

お水は有料

 

ベトナムでは日本のようにお水が無料で出されることは基本的にありません。個別に注文をします。お水を飲みたい場合はペットボトルの水を購入することになります。

カフェなどの場合、コーヒーなどと一緒にお茶が出てきますが、こちらは無料です。

食堂で最初からテーブルに備えつけられているポットに入ったお茶も無料です。

 

テーブルにある紙ナプキンやティッシュでお箸やスプーンを拭く

 

テーブルの上に置いてある紙ナプキンやティッシュペーパーは無料です。屋台や庶民的なお店の場合、まずこの紙でお箸やスプーンを拭くのが一般的です。

 

机の上の物は、食べた分だけお会計に追加される

 

お店によっては、テーブルにバナナの葉に包まれた肉加工食品やお菓子が置いてあるところがあります。こちらは無料ではなく有料になりますので、注意。食べた分だけ支払いに追加されます。

 

支払いはテーブルで

 

ベトナムではテーブルで会計を済ませます。日本のようにレジまで行って会計をすることはありません。

 

何度も乾杯する

 

ベトナム人の飲み会では、乾杯を何度も行うのが特徴。日本では乾杯は最初の1杯だけですが、ベトナムではグラスを口に運ぶたびに何度も乾杯します。一人でお酒に口をつけようとすると、「乾杯は?」と言われます。一人で勝手に飲むのはマナー違反です。飲む前に形だけでも周りの人に軽くグラスを合わせてから飲みましょう

 

基本は手酌

 

ベトナムでは基本的に手酌です。ビール瓶や缶の場合も、1人1本頼み、自分でコップに注ぎましょう。

 

基本的に割り勘はなし

 

 

ベトナムには割り勘の概念は基本的にはありません。しかし、学生同士や友人、会社の同僚で食事をする際は、自分の分を自分で支払います。

プライベートで女性と食事をする場合は、男性が払うのがベトナムの習慣です。特に年齢が離れていて、こちらが日本人であれば、女性は男性が払うと考える確率が高いでしょう。

 

誘った人が奢る

 

ベトナムでは割り勘という習慣がほとんどありません。誘った人が奢るのが一般的です。

 

年長者を敬う

 

ベトナムでは儒教の影響から、年長者を敬う精神が根付いています。食事の場面では目上の人に料理をすすめたり、バスで年配者に席を譲るなどは当たり前のマナーです。

ベトナム人は自分よりも年上の人には席を譲りますので、もしあなたが40代、50代だとしても、若者に席を譲られることがあります。それがベトナム人にとってのマナーなので、そのときはお礼を言って座りましょう。

観光客だとしても、ベトナムでは年配の人には席を譲りましょう。

 

 

喫煙のマナー

 

ベトナムの喫煙マナーはそれほど厳しくありません。タバコの値段も安く、ヘビースモーカーも多いです。

しかし、女性の喫煙習慣はほとんどなく、女性がタバコを吸うのはあまり良い顔をされません。

 

トイレのマナー

 

トイレの紙は便器に流さず、横に備え付けのゴミ箱に捨てましょう。トイレットペーパーを流すと詰まってしまうので注意しましょう。

 

軍関係者や警官にカメラを向けない

 

写真撮影に関しては比較的自由なベトナムですが、政府施設や警官、軍関係者などにはカメラを向けないようにしましょう。ベトナムの街中では軍関係者や警官を多く見かけますが、写真を撮ってトラブルになってしまう場合もあります。

場所によっては撮影禁止の場所もありますので、気をつけてください。

 

国家の批判をしない

 

ベトナムの政治体制や情勢などについて、公共の場で批判をしてしまうと、それが取り締まりの対象となってしまうこともあるので気をつけましょう。

 

肌を露出しすぎる格好には注意

 

ベトナムの都心部ではモダンなファッションが流行っていますが、 都心部から離れると、人々は伝統的で慎ましい服装をしています。 暑い国のイメージですが、露出度のの高い服装はあまり好まれないので気を付けるようにしましょう。

水着などはビーチや宿泊リゾートのみで着用しましょう。 

 

ベトナムの朝は早い

 

ベトナム人の朝は早く、会社の就業時間は7時。それに合わせて朝食抜きで家から出かけます。朝食は外の屋台などで食べることがほとんどです。

 

SNSを仕事に利用する

 

 

ベトナムではSNS(FacebookやInstagramなど)が普及しています。SNSはプライベートだけではなく、仕事でも活用されています。スタッフとの連絡や重要な契約書類のやりとりまでSNSで行うことがあります。

 

あなたの知らないベトナムの常識はありましたか?

いかがでしたでしょうか?日本との違いを知るのは面白いですよね。

お互いの文化を理解し、良い関係性を築いていきたいですね。

ベトナム人の常識、マナーなどを知り、今後のインバウンド施策に活かしていきましょう。

 

ベトナムの一番大切な日「テト」にもタブーなどがあります。こちらの記事をご参照ください。

 

ベトナム文化を知って効果的なインバウンド対策!ベトナム人が1年で最も大切にする行事「テト」

 

LOCOBEEでは、ベトナム人に向けた施策のお手伝いなども承っています。

 

インバウンド対策でお悩みの方、ベトナム向けの戦略を考えている方、在日ベトナム人動向に興味がある方……ベトナムに関することならお任せください!

日本とベトナムの架け橋になるべく、ベトナムを対象としたビジネスを支援します。

まずは以下から無料の資料をご覧ください!

 

 

コメント

ページトップに戻る