トラベックスツアーズとLOCOBEEがタッグを組んで、バスツアーで行けるおすすめスポットを紹介するシリーズ。
今回は、日本を象徴するパワースポット、三角のシルエットが美しい「富士山」へ。
富士山は気まぐれ
日本を象徴する富士山。
もちろん、皆さんこの美しい三角のシルエットを期待しますよね。
しかし、富士山というものは本当に気まぐれ。
こんなに美しい姿を見せてくれるのは、実は稀な事なんです。
見る場所によって雲がかかっていたり、晴れていると思って五合目まで行ってみたら雨だったり…。
富士山との出会いは、その時のタイミング次第。
どんな姿を見せてくれるか、ドキドキしながら行ってみましょう!
富士山が美しく見える河口湖畔「大石公園」
富士山に行く前に立ち寄ったのが、河口湖畔にある「大石公園」
こちらは、河口湖と富士山が美しく見えるスポットとして人気の公園です。
春から秋にかけては季節の花々が咲き誇るのも人気の理由の一つ。
私が訪れた時期は、ラベンダーが咲き誇り、辺り一面良い香りに包まれていたのが印象的。
ちなみにこの時もずっと富士山には雲がかかっていて、三角の頂点がチラッと見えたタイミングでこちらの写真を撮りました。
やはり富士山は気まぐれ…いい表情、見せて欲しい!
季節ごとの花と河口湖、そして雄大に広がる富士山が一度に見られる風景は大石公園ならでは。
今からあの富士山に行くんだ!というワクワクした気持ちが高まります。
いざ富士山五合目へ!
日本最高峰の山「富士山」
最高峰と聞くと、そう簡単に行けないのでは…と思ってしまう人も多いのでは。
実は私もその一人。
そんなに簡単に日本最高峰に足を踏み入れられるのか?!と思っていました。
もちろん、頂上まで行くのならばしっかりと装備を整えて登山をする事となりますが、五合目までなら車で簡単に行けてしまうんです!
大人も子供も年配の方も!富士山をこんなに気軽に楽しめてしまうなんて!
と、実はある意味ちょっとショックだった私…。
こんなに気軽に富士山を楽しめるなら、この歳になるまで富士山に足を踏み入れると言う楽しみを取っておく事無かったな…。
富士山の登山ルート
富士山に登るルートは、以下4つのルートがあります。
それぞれのルートでたどり着く登山口も変わります。
・吉田ルート→富士スバルライン五合目
・富士宮ルート→富士宮口五合目
・須走ルート→須走口五合目
・御殿場ルート→御殿場口新五合目
今回は、富士登山をする人の6割が利用する、吉田ルートで富士スバルライン五合目へ。
富士スバルライン五合目に到着
富士山の標高は3,776m。
富士山五合目は、標高2,305m。
五合目でもかなり気温は低く、真夏でも上に一枚羽織るものが必要なくらい。
富士山の半分、五合目でも、下界とは全く異なる爽やかで清々しい空気が広がり、ついつい胸の奥まで空気を取り込みたくなります。
ここで何度深呼吸をしたか!
ここに流れる空気は本当に澄んでいて、東京にずっと住んでいる私にはかなりの衝撃でした。
今まで私が呼吸して吸っていた空気って何!?と、ある意味ショックが…。
この空気を吸うだけでも、ここに来た価値があると言うものです。
これは富士山に行くべきおすすめポイントです!
富士スバルライン五合目には何がある?
富士スバルライン五合目には売店やレストラン、宿泊施設などが立ち並び、これから登山に向かう人や、登山を終えた人たちもたくさん。
これから富士山に登るぞ!とワクワク、元気いっぱいの人たちもいれば
下山したばかり、やり切った感の人たちも。
もちろん日本人だけでなく、世界各国からの人たちがたくさん。
国際色豊かな風景が広がっています。
日本の象徴、富士山は世界からも注目されていることを実感します。
五合園レストハウス展望台
五合園レストハウスには、展望台があります。
展望台から見る富士山は、それはもう雄大そのもの!
遮るものなく眼前に広がる富士山は、どれだけ見ていても飽きることがありません。
この時は絵に描いたような晴天!
雲ひとつない青空が広がり、富士山のシルエットもより一層くっきりと鮮やかに。
こんな晴天の状態で富士山を見られることは稀であると、同行した経験者の人たちが口を揃えて言っておりました。
本当にこれはなんともタイミング次第。
どんな富士山の表情が見られるのか、こればかりは行ってみないとわかりません。
富士山は雪を被っている写真やイメージが多いですが、この時期は雪はほとんど溶けており、いい意味でイメージと違う富士山を見る事が出来ました。
目の前に富士山頂が見えているのに、実際に山頂まで登るには5、6時間かかるそう。
目の前に見えているのに、辿り着かない…これはなかなかの修行ですね。
それだけの苦労をしてたどり着く富士山頂、どれだけ感動するんでしょう。
実際にこの美しい姿を見ると、登山に全く興味がない私でも、一度くらいはチャレンジしてみてもいいかな…?と思ってしまうほど。
富士山が人々を魅了して止まない理由を、感じる事が出来ました。
富士山そっくり!富士山めろんぱん
富士山五合目の名物、富士山めろんぱん。
これも五合園レストハウスで購入出来ます。五合園レストハウス内にある「あまの屋」さんで、毎日その場で焼き上げています。
ただし、かなりの人気商品なので、購入出来るかどうかはタイミング次第…。
焼きたてのメロンパンにココアパウダーと粉砂糖がかかっていて、富士山のイメージとぴったり!
ふかふかの柔らかいパン生地に、サクサクのクッキー生地。
見た目も日本一の富士山ですが、味ももちろん日本一の富士山級!
富士山の爽やかなおいしい空気の中で焼かれたパン。
是非ご賞味あれ!
四合目からの雲海も見逃さないで!
富士山と言えば、雲海も見どころのひとつ。
これも気象条件などによって左右されますが、この日は四合目から素晴らしい雲海を見る事が出来ました!
雲の海の名の通り、一面に広がる雲。
雲が眼下に広がる景色は、神秘的で荘厳な雰囲気。
いつもは見上げて目に入る雲が、この時は眼下に広がって…。
不思議で美しい光景に、時を忘れて見入ってしまいます。
世界に誇る富士山の魅力
今回初めて富士山に足を踏み入れた私。
富士山は素晴らしい、と言われているのは知っていましたが、実際に何が良いのか、行った事が無かったのであまりピンときていませんでした。
今回バスツアーで富士山五合目まで行ってみて、五合目でもかなり富士山のパワーをもらった感がひしひしと。
まず、富士山に流れる空気が全然違う!
澄んでいて、清らか。その空気を身体いっぱいに吸い込むと、まるで身体が浄化されたよう。
その場にいるだけでパワーをもらえるような、富士山がパワースポットたる所以を感じました。
どんな姿に出会えるかはタイミング次第。どんな姿でも富士山の魅力を感じられるのは間違いありません。
五合目までならば、車やバスツアーで簡単に行けるのも魅力。
様々な人に是非訪れて頂きたいと思います。
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