目覚ましい発展を遂げているベトナム。アジアで最も活気溢れる国と言っても過言ではありません。次々と建設される新しいビル、フランス統治時代のコロニアル調の建築物、ローカルな雰囲気溢れる地元民の生活を感じられる街並み…ベトナムには発展する都市ならではのエネルギーが溢れています。
ベトナムの魅力は様々です。文化や食事、街並みや人々など、様々な点で私たちを魅了してやみません。
魅力あるベトナムは、インバウンド対策としても注目度大の国です。
インバウンド対策、ベトナム人に届ける広告やメディア、訪日ベトナム人集客などを考えるならば、まずはベトナムについて知りましょう!
ベトナムといえば、何を思い浮かべますか?
今回は、ベトナムに関する有名なことを11ピックアップしてご紹介します。
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ベトナム戦争
ベトナムの歴史の中で避けては通ることができない出来事であり、世界にも大きな影響をた与えたベトナム戦争。べトナム戦争は1955年11月1日から1975年の4月30日まで約20年間続きました。
ベトナム戦争とは、南北ベトナム統一の主導権をめぐって北と南の勢力が争った戦争です。南ベトナムはアメリカ合衆国、北ベトナムはソビエト社会主義共和国連邦の支援を受けていたため、アメリカVSソ連という、資本主義陣営と社会主義陣営の代理戦争とも言えます。最終的には南ベトナムのサイゴンが陥落し、北ベトナムが勝利しました。
この戦争では、ベトナムを始めとする世界各国から数百万人もの死者が出てしまいました。
ホーチミン
南部にある、ベトナム最大の商業都市ホーチミンは、ベトナム戦争時に活躍した革命家 Hồ Chí Minh(ホー・チ・ミン)氏から名前がつけられました。それ以前は「サイゴン」と呼ばれており、今でもホーチミンシティをサイゴンと呼ぶ人もいます。
ホーチミンシティは歴史あるコロニアル調の建築物と近代的なビルが立ち並ぶ街並みが特徴で、世界中からたくさんの観光客が訪れる人気の観光都市となっています。
ホー・チ・ミン氏は祖国の統一や国民の自由と幸福のために人生を捧げた人として、現在でも国民的英雄とされています。ベトナム建国の父であるホー・チ・ミン氏の顔はベトナムの紙幣にも印刷されており、ベトナム国内の様々なところで彼の写真や肖像画を目にする機会があるでしょう。
ベトナム料理
様々な文化が入り混じったベトナムは、豊かで独特な食文化を持っています。ベトナム料理は一般的にはエスニック料理というジャンルに区分されていますが、辛い料理はほとんどなく、日本人にも食べやすいとされています。野菜をふんだんに使った料理が多く、ヘルシーなのも魅力です。
ベトナムは南北に長いため、北部、中部、南部と、それぞれ異なった食文化があります。
一般的には、北部料理は塩辛い、中部は辛い、南部は甘い、と言われています。
ベトナムの食文化は、100年に及びベトナムを支配していた中国の影響を受け、炒める、蒸す、煮るなど、中華料理の手法が多く取り入れられています。
小魚を塩漬けにして発酵させた魚醤(ヌクマム)をソースや味付けに使用するのもベトナム料理の味のポイントです。
ヌクマム(ニュクマム)
ベトナム料理に欠かせない調味料「ヌクマム」
日本で言うと、醤油のような役割の調味料です。炒め物や煮込み料理に使ったり、つけダレとして使ったり、ベトナム料理の味の決め手となるものです。
ヌクマム(Nước mắm)は木樽に小魚と塩を漬け込み、1年ほど発酵・熟成させて作るベトナムの魚醤です。旨味のもとであるグルタミン酸を豊富に含んでいるため、素材の旨味を引き出し、さらに味に深みやコクをプラスしてくれます。ベトナム料理の複雑な味わい深さに、このヌクマムが大きな役割を担っています。
名産地として知られているのは、ベトナム北部のカットハイ、南部のニャチャンやファンティエット、フーコック島。特にフーコック島のヌクマムは最高級とされています。
フォー
フォーとは、米粉で作られたきしめん状の平たいベトナムの麺です。つるつるとした喉ごしの良い食感が特徴です。ベトナムの食生活には欠かせない麺料理の一つです。
スープは大きく分けて2種類があります。牛ベースのスープに牛肉が入ったものが「フォーボー」、鶏ベースのスープに鶏肉が入ったものが「フォーガー」です。
そこにたっぷりの野菜(もやし、ネギ、バジル、パクチー、ミントなど)を入れ、好みの調味料やライムを絞り入れて自分好みの味に仕上げます。
バインミー
ベトナムのファストフード「バインミー」。ベトナムでは街のいたるところでバインミーの店や屋台を見かけます。独特の食感のフランスパンに、レバーパテ、なます、パクチー、ハムなど、これでもかとたっぷり挟んだボリュームのあるサンドイッチです。複雑に混じり合った食文化から生まれた、ベトナムならではの食べ物です。
ベトナムはフランスの植民地であったため、そのときにフランスパンが伝わりました。ベトナムのフランスパンには米粉が混ざっているため、私たちがイメージするフランスパンよりもサクサクして柔らかいのが特徴です。
ベトナムコーヒー
ベトナムはコーヒー豆の生産量が世界で2位のコーヒー大国。ベトナムコーヒーはココナッツのような甘い香りが特徴です。
ベトナムはかつてフランスの植民地であったため、コーヒー文化が定着しました。
ベトナムで飲まれているコーヒーは独特で、通常コーヒーは紙などのフィルターを使ってドリップしますが、ベトナムでは専用のアルミニウムあるいはステンレスの容器でドリップします。
ベトナムコーヒーはエスプレッソのように濃厚です。そしてその濃厚なコーヒーには、さらに濃厚なコンデンスミルクが加えられます。
カップにコンデンスミルクを入れておき、その上にコーヒーを抽出します。そして底のコンデンスミルクをスプーンでかき混ぜながら、好みの甘さに調節していきます。
アオザイ
ベトナムの民族衣装「アオザイ(Áo dài)」
アオは「上衣」、ザイは「長い」という意味です。
アオザイを着ているのは女性のイメージが強いかもしれませんが、男性用のアオザイもあります。
アオザイを着ている女性はとてもスタイル良く見えるのではないでしょうか。アオザイはオーダーメイドで作られることが多く、体にフィットするデザインで、ウエストがキュッと絞られているため、女性の曲線を美しく見せてくれます。
細身のデザインですが、下はゆったりとしたパンツスタイルのため、動きにくいということはありません。
ノンラー
ノンラー(Nón lá)とは、ベトナムで使われている伝統的な葉笠のことです。円錐形の、藁でできた帽子です。
ノンは「笠」ラーは「葉」という意味です。
ベトナムの強い日差しを避けるため、今でもノンラーを被る人が多くいます。傘をささずにノンラーをかぶって雨避けとする人も。ノンラーは今でもベトナムの人々に親しまれており、多くの人々の生活に根付いています。
バイク渋滞
ベトナムの名物ともなっている「バイク渋滞」
朝夕の通勤時間帯のバイクの混雑は、想像を絶するものです。
ベトナムの交通手段の主流はバイクです。ベトナムのバイク保有世帯の比率は86%、世界でもタイに次ぐ2位という結果です。
ベトナムの道路では、日本では考えられないほどの道を埋め尽くすバイクが目に入るでしょう。
ベトナムのバイクは、ホンダ・ヤマハ・スズキといった日本のバイクがほとんどを占めています。特にホンダがシェアNo.1で、バイクそのもののことを「ホンダ」と言うほど。つまりベトナムでは「バイク=HONDA」なのです。
ベトナム美人
以前、アメリカの大手ランキングサイト「Share ranks」にて、「アジアの美人度ランキング」が発表され、その1位にベトナムが選ばれました。
美しいアオザイ、艶やかな黒髪、すらっとした体型が評価されたようです。
ベトナムは19世紀から20世紀にかけてフランスの植民地支配を受けていました。
その影響で、フランス人との混血も多く、エキゾチックな顔立ちの人も多いようです。
また、野菜たっぷりのヘルシーな料理が多いため、太っている人が少なく、スタイルの良い女性が多いのでしょうか。伝統的な衣装、アオザイもスタイルの良さを際立たせています。
「ベトナム」と聞いて思い浮かぶ代表的な11の事柄をご紹介しました。
ベトナムと聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
インバウンド対策をするなら、まずはその対象の国を知ることが大切です。
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