子供の世界を広げる幼児教育!ベトナム現地で日本人が取り組む幼児教育の新しいカタチ

 

未来を作るのは子供たち。

その子供たちの未来を作るのは、私たち。

幼児教育の大切さを、今、改めて考える人が増えています。

子供たちの世界が広がる事によって、未来が大きく変わる。

今、ベトナムでその事を実践している日本人がいます。

今回は、ベトナムから新しい幼児教育を発信する日本人女性、二瓶彩菜さんと、その事業をご紹介します。

 

 

体験型アフタースクール「Anyhapi(エニハピ)」

 

今まで当たり前に行われてきた教科教育だけでは、子供達の世界は広がりません。

想像力が豊かな幼少期に、「考えて」「選択して」「行動する力」を育てなければ、視野の狭い大人になってしまいます。

グローバル化、インターネットの普及により、国境を超えた情報がすぐ手に入る環境での生活が当たり前になっている今、与えられたことだけを行う画一化された教育のみでは、急速に変化する世界に対応出来ません。

 

与えられた事だけを行う受け身の教育から、自分で考えて動く体験型の教育へ。

その第一歩として、「Anyhapi(エニハピ)」では幼稚園の教室から飛び出し、遊びながら学ぶ新しい体験を発信しています。

 

 

代表の二瓶さんが幼児教育に携わるようになったきっかけ

 

代表の二瓶さんは、日本の福島県で幼少期を過ごしました。

小学校、中学校と多感な時期に、一般的な学校とは異なった教育を受けてきた二瓶さん。

学校では、時間を知らせるチャイムも無し、生徒を統一化するような校則も無し。

生徒の自主性、想像力と行動力を信じる教育の場で、素晴らしい先生に出会った事がきっかけとなり、現在の二瓶さんの教育事業への夢が生まれます。

 

子供は、きっかけを与えられたらなんでも出来る創造力を持っています。

大人という立場になった今、恩師から受けた教育より得た本当の意味での「学び」、それをアジアの子供たちに広めていきたいと二瓶さんは考えています。

 

 

なぜベトナムで幼児教育を?

 

アジア諸国の中でも一番興味があったベトナムに訪問し、すぐにベトナムの魅力に引き込まれた二瓶さん。

好きが高じて、現在では日本最大規模のFBベトナムコミュニティを管理、運営するまでに。

日本とベトナムを行き来するようになり、友人も増え、母国と同じくらい大好きな国となったベトナム。

 

しかし、母国を離れてビジネスを行う日越の人々と数多く出会う中で、お互いの文化への無理解がコミュニケーションの妨げとなっていることも課題として浮き彫りに。

自身が日本とベトナムへとの架け橋として活動してきた中で、自分がやりたい事、自分が出来る事は何か?と試行錯誤の末に見つけたのが、今回進める事となった幼児教育。

子供たちのグローバル化を進め、友情を育む機会を作り、お互いの国を理解し合える人を育てる幼児教育をベトナムからアジア諸国に発信していくのが、二瓶さんの展望です。

 

 

現在のプロジェクトの状況

 

既にベトナム現地では20回以上、80名以上の子供たちにレッスンを実施しています。

 

保護者、生徒共に満足度が高い理由は、今までのような画一化された学びではなく、子供たちの自主性を重んじた「初めて」を経験させてあげる事。

自分が何を行えば、何が起こるのか。

自分が何を行えば、何が生まれるのか。

正解のない、個々人の体験は、今まで知らなかった新しい世界を広げてくれます。

 

Anyhapi(エニハピ)では、「Real School」(実際の教室)と「Virtual School」(web上の教室)の、2つの場所があります。

世界を知り、世界と繋がるツールとしてのインターネットの活用を、積極的に教育の場に取り入れています。

インターネットを通じて、海外や遠方の、実際の教室では出会えないような子供たちが双方で知り合えるというのも大きな特徴。

現在はSkypeなど既存のツールを使用して授業を行なっていますが、今後は子供たちの為の特別なシステムを取り入れていく予定もあるそう。

 

また、保護者に対しても、子育てのヒントを与える親子プログラムを実施し、親として新しい気付きを得ることが出来るきっかけも豊富に用意されています。

 

 

今後の展望

 

ハノイ市内の私立幼稚園3校を皮切りに、今後2年間でハノイ市内の200園との提携を目指し、その後はその他の地域での開校も考えているそう。

 

二瓶さんの今後の活躍が、ベトナムはもちろん、アジア諸国の子供たちを変えていくと思うと、どんな素晴らしい未来が待っているのか、とても楽しみになります。

二瓶さんの今後の活動について、LOCOBEEでは随時紹介していきたいと思っています。

どうぞお楽しみに!

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