城跡を玉藻公園として解放している、香川県高松城。
美しい松が植えられた広大な敷地を散歩をしていると、まるで江戸時代にタイムスリップしてしまったよう。
こちらのお堀の水は実は海水!海水を引き入れたお堀は日本でここだけ。
そんな高松城跡は、日本三大水城のひとつに数えられています。
海水ならでは、こちらのお堀には鯛やヒラメ、時にはフグ、そんな海の魚がこちらのお堀には泳いでいます。
鯉の餌やりではなく、「鯛の餌やり」ができるのも、ここ高松城跡の名物!
大願成就に「鯛願成就」と掛け、願いを込めて餌を投げ入れる人が後を絶ちません。
敷地内には、重要文化財指定の3層の「月見櫓(つきみやぐら)」や、大正時代、松平家によって建てられた三の丸跡の迎賓施設「披雲閣(ひうんかく)、旧東之丸「艮櫓(うしとやぐら)」などがあります。
「披雲閣(ひうんかく)」は、国の重要文化財に指定されていますが、お茶会や会議などに部屋の貸し出しも行われています。
伝統ある建造物が、今なお市民に親しまれる貸館として使用されているのは、珍しいことです。
高松城跡では、春は桜見物・植木市、秋は菊花展など、様々な催しも開催されています。
市民の憩いの場として賑わう高松城跡。高松駅からも近いので、是非訪れてみて下さいね。
【住所】 香川県高松市玉藻町2-1
【アクセス】 西門まで/JR「高松駅」から徒歩3分 東門まで/JR「高松駅」から徒歩10分
【ホームページ】 https://www.takamatsujyo.com/
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