栃木県の南東部に位置する益子町は栃木県が誇る伝統工芸品のひとつ、"益子焼"の里。江戸時代末期から陶芸の町として知られているこの地では、毎年町をあげてのビッグイベント「益子陶器市」が開催されます。ベテラン陶芸家の作品はもちろん、若手作家による今どきなデザインの陶器もズラリと並び、陶芸ファンだけでなく、地元の人や観光客が集まり賑わいます。しかも!産地価格で"益子焼"が手に入るんです!1日じゃ見きれないほどの陶器の数についつい目が本気になっちゃいますよ。
全国から“器好き”が集まるビックイベント!
出典:https://www.mashikoyakikyouhan.jp/
「益子陶器市」は毎年4月と11月に開かれています。昭和41年から始まった歴史ある陶器市は、今では開催期間中に都内から益子直行バスが出るほどの人気。とくに春の開催はゴールデンウィークとあり、たくさんの人が足を運びます。陶芸ファンから器マニア、お料理好きの人まで、大注目のビッグイベントです。
町内各所で開催されるのが益子陶器市の特徴
出典:https://4travel.jp/domestic/area/kanto/tochigi/mashiko/motegi/event/11356807-pict/?cid=icotto_presses
出典:https://www.mashiko-kankou.org/
益子駅を出て15分ほど歩くと、いたるところで陶器を目にすることができます。ただでさえ窯元や陶器ショップが多く点在する益子町ですが、陶器市の開催中は屋外に展示されるものが増えるので、これぞ陶器の町!という感じ。約50店の販売店のほか、約500のテントが立ち並ぶそうです。のんびりしていると1日では回れないほどですね。おすすめは開催期間中に運行される巡回バスで効率的に移動すること。余裕がある人は徒歩で散策しながら見るのもアリですね。
窯元の販売店と作家のテントがあります。
共販・窯元テント。
出典:https://www.souvenir-project.com/
窯元が出店している共販テントは、お得な掘り出しものがもりだくさん。セット売り価格で販売されているものや、「1個100円!」といったものすごくお手頃な商品など、まさかのお値段で本格陶器がゲットできます。そして、何より興奮してしまうのが商品の多さ!ところ狭しと並ぶお皿やカップ、箸置きなどなど、とにかく種類も豊富で物欲が掻き立てられます!
作家テント
出典:https://lott.jp/event/mashiko_toukiichi2016_1
窯元や共販店とは別に、人気作家の商品が買えるテントもたくさんあります。作家の個性あふれる作品から、おしゃれな北欧風デザインのものまで、女子心をくすぐる陶器が目白押しです。テントでは作家さんや職人さん達と直接お話することもできるので、より買い物が楽しくなりますよ!行列ができるほど人気のお店もあるので、先に作家テントを攻めていくのもいいかもしれません。
みなさん、「益子陶器市」行ってみたくなりませんか?伝統的な益子焼から日常で使えるおしゃれな器まで、さまざまな陶器に触れることができるので、普段あまり陶器に馴染みがないという人でも楽しめるので、焼きモノ初心者にもオススメです!
<益子町観光協会> HP:https://www.mashiko-kankou.org/
Edit & Text:deco
<PROFILE>
動物に囲まれて育ち、心にカウベルつけたまま上京したカントリー娘。おしゃれも美容も人並みに好きですが、何といってもマンガとアニメが大好物で、好きなものの7割はオタクカルチャーが占めている。
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