【在留ベトナム人の日本国内旅行意識調査】コロナ禍の今、日本に住むベトナム人はどんな旅を求めている?

 

コロナ禍でインバウンドがストップしている今、在留外国人をターゲットに動く企業が増加しています。在留外国人が発信するSNSなどが、アフターコロナに期待できる潜在層への長期的なアプローチになるのです。

 

2020年には、日本で働く中国人労働者数を抜いてベトナム人労働者数がトップに。在留ベトナム人は40万人を超えています。訪日外国人が見込めないコロナ禍に、この大きなマーケットは注目度が急上昇しています。

 

以下の記事もご参照ください。

🇻🇳インバウンド1位の中国を抜いた!コロナ禍でも増加する訪日ベトナム人雇用

 

LOCOBEEでは、2020年に在留ベトナム人に対して旅行に関するアンケートを行いました。今回はそのアンケート結果を見ていきましょう。

在留ベトナム人のニーズを知ることで、今後のインバウンドマーケティングの方向性が見えてくるかもしれません。

 

旅行に関するアンケート 回答者

 

 

対象:日本在住ベトナム人

回答数:577人

男性:183人 女性:390人 未回答:4人

20代:446人 30代:125人

 

今回のアンケートは

・回答者の7割近くが女性

・20代が約77%、30代が約22%

・関東在住が半分以上

となっています。

早速日本に住んでいるベトナム人の旅行ニーズを見ていきましょう!

 

誰と日本国内旅行に行きたいですか?

 

もともと、ベトナム人は複数の友人達とのグループで旅行することが多いことで知られています。ベトナム人の特徴として、横の繋がりが強い傾向があります。

ベトナム人の特徴については以下の記事をご覧ください。

🇻🇳インバウンドマーケティングをするなら知っておきたい!ベトナム人10の特徴

 

一人での行動はあまり好まれない傾向がありましたが、今回のアンケートでは「一人」という回答が多くあったことが特徴的でした。これも新型コロナの影響かもしれません。

ベトナム人はグループ旅行のイメージがありますが、今後は個人での旅行も増えてくるかもしれません。

 

新型コロナウイルスの影響でベトナム人の旅行のスタイルも変化してきているようです。

 

日本の国内旅行は何日ですか?

 

 

1泊2日 214
2泊3日 183
3泊以上 78
日帰り 102

 

1泊2日、2泊3日の割合が高くなっています。在ベトナムの旅行者は日本への旅行の日数が長いことが特徴ですが、日本に住んで生活をしているベトナム人が日本国内旅行をする場合は、日本人の私たちとあまり変わらないようです。

 

日本旅行で何をしたいですか?(複数回答)

 

自然・風景を楽しむ 531
史跡・文化財・博物館・美術館等の訪問 273
ご当地グルメを楽しむ 443
名産品・特産品等の買物をする 212
体験型レクリエーション(陶器作成,和紙造り,自然体験等) 214
遊園地・テーマパーク等で遊ぶ 218
スポーツ(スキーなど)をする 197
温泉でのんびりする 318
写真を撮る 433

ベトナム人は日本の自然、四季に憧れを抱いています。この結果でも、日本の自然・風景を楽しむことが1位となっていますね。

SNSが浸透しているのもポイント。ベトナム人は自撮りが大好き。たくさんの写真をSNSにアップします。写真を撮るのも旅行の目的の一つ。旅行先の自然や美味しい食事をSNSにアップしてたくさんの人に見てもらいたい!というのがベトナム人の特徴です。

 

ベトナム人にはSNSを使ったプロモーションが効果的です。

 

こちらの記事もご覧ください。

🇻🇳ベトナム人集客には何が効果的?〜ベトナムのインターネットとSNS事情を知ってインバウンドマーケティングに活かす〜

 

コロナ禍で旅行に対する意識は変わりましたか?(複数回答)

 

 

以前と変わらない 279
人の多いところは気になる 421
近場で楽しみたい 110
その他 17

 

コロナ禍でも、できるならば旅行をしたい、という意識はあるようです。「人が多いところは気になる」というのは日本人も同じですよね。

 

その他の自由記述でも、否定的な意見はほぼ無く、

・平日の人の少ない日に行く

・マスクなどの対策をして行く

・観光地が閉鎖されていなければ行く

など、旅行に否定的な感覚は少なそうです。

 

日本で好きな観光地はどこですか?

 

1位:京都

2位:北海道

3位:沖縄

4位:富士山周辺

5位:東京

6位:大阪

7位:神奈川

8位:栃木

9位:多数

10位:長野・岐阜

 

神奈川は横浜・箱根、栃木は日光、岐阜は白川郷、長野は軽井沢・上高地の名前が挙がっていました。県名というよりは、観光地の名前が挙がっています。

京都は伝統的な日本の景色、北海道は自然と雪、沖縄はベトナムのような気候と果物が人気の理由のようです。

 

今後日本のどこに行きたいですか?

 

1位:北海道

2位:京都

3位:沖縄

4位:大阪

5位:東京

6位:富士山周辺

7位:栃木

8位:岐阜

9位:東北

10位:神奈川

 

栃木は日光、岐阜は白川郷、神奈川は箱根の名前が挙がっていました。

順位は変わったものの、北海道、京都、沖縄の人気は相変わらず高くなっています。上位全てに共通しているのは「景色が綺麗」という理由。日本らしい風景をベトナム人は求めています。

他の地域でも絶景をPRすることで、ベトナム人にとっての人気スポットとなる可能性があります。

 

紅葉や雪、桜などはベトナム人にとっての人気コンテンツ。目を引く写真でベトナム人にアピールすれば一気に人気の地域となるかもしれません。

 

コロナ禍でも在留ベトナム人の旅行ニーズを捉えよう!

 

 

・人が多い場所は気になるが、旅行への関心は変わらず高い

・北海道や沖縄など、遠方への旅も興味あり

・ひとり旅の需要も高まる可能性がある

・「自然・風景を楽しむ」「写真を撮る」が旅行の目的の上位に

・ 人気上位の地域は「景色が綺麗」

 

大の親日国!ベトナムは日本をどう思っている?日本に対する意識を知ってインバウンド対応に活かす

 

ベトナム人のニーズを知り、今後のインバウンド施策に活かしていきましょう。

LOCOBEEでは、ベトナム人に向けたアンケート調査なども承っています。

 

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