コロナ禍の現在、外国人労働者の数はどうなっているのでしょうか?
観光目的での訪日外客はほぼありませんが、技能実習やビジネスでの入国はコロナ禍でも行われています。
インバウンド対策において、訪日外客の動向は目が離せません。
こちらの記事もご参照ください。
🇻🇳新型コロナウイルスで激減のインバウンド。ベトナムからの訪日外客数はどうなっている?
コロナ禍であった2020年、訪日外国人雇用状況はどのようなものだったのでしょうか。
インバウンドマーケティングを進めていくにあたり、日本で働く外国人の動向も視野に入れることは重要です。
ベトナム人向けメディアを運営するLocoBeeでは、アフターコロナに向けてインバウンド業界で注目されている国、ベトナムについてお伝えしていきます。
日本における外国人労働者数
厚生労働省が発表した2020年10月末の外国人雇用状況は、172万4328人(前年同期比4.0 %増)。この数字は過去最高となっています。(2019年は165万8804人)
外国人労働者を雇用する事業者数は、26万7243箇所で、こちらも過去最高となっています。(前年同期比10.2 %増)
国籍別に見る、日本で働く外国人
国籍別に日本で働く外国人を見てみると、2020年10月末にはなんとベトナムが中国を抜いて1位に!
日本で働く外国人のうちの25.7%がベトナム人という結果です。
ベトナムは増加率も一番高く、前年に比べ +42,672 人(10.6%)次いでネパールが +7,858 人(8.6%)となっています。 一方、ブラジルは前年比で −4,343 人(3.2%)、ペルーが−500 人(1.7%)減少しています。
日本におけるベトナム人労働者数の推移
コロナ禍の2020年も、ベトナム人労働者は44万3998人。右肩上がりで日本への入国が増えています。
インバウンドの観光客が見込めない今、在日外国人に対するアプローチが注目されています。
在留資格別ベトナム人労働者数
在留資格別にベトナム人労働者数を見ると、約半分の49.2%が技能実習。その次に多い資格外活動とは、現在の在留資格(留学や家族滞在など)の範囲外の内容で、反復・継続的に報酬をうける活動を行うことです。資格外活動は13万6781人。このうち留学生は12万7512人です。
産業別外国人労働者数
産業ごとに異なるものの、いずれも前年と比較して増加率は低下しており、外国人労働者の雇用においても新型コロナウイルス感染症の影響は生じているようです。
産業別ベトナム人労働者数
製造業に従事するベトナム人が一番多く、全体の36.0%の15万9923人。次にサービス業(宿泊業・飲食サービス業を除く)が6万4398人(全体の14.3%)、建設業が5万7862人(全体の13.0%)、宿泊業・飲食サービス業が5万3270人(全体の12.0%)、卸売業・小売業が5万130人(全体の11.3%)と続きます。
※今回の記事内の数字は 厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和2年10月末現在)を参考にしています。
激減したインバウンドですが、海外からの入国が全く無いわけではありません。 訪日の伸び率は鈍化していますが、外国人の新規雇用はコロナ禍でも引き続き継続して増加しています。
2021年も外国人雇用は続きます。インバウンドマーケティングを考える上で、ベトナムは視野に入れておくべき国の一つでしょう。インバウンド対策として、日本で働く外国人の動きにも注目していきましょう。
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