富山県の南西端、南砺市にある「五箇山」。
ここは豪雪地帯として知られています。
この地には、日本の伝統の建築様式の1つである合掌造りによる集落があります。
今回は、五箇山の「菅沼合掌造り集落」を紹介していきます。
ここ、菅沼合掌造り集落は、岐阜県の白川郷とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、世界遺産に登録されています。
9戸の合掌造り家屋で構成されており、それぞれ屋根の高さや大きさが異なります。
屋根の傾斜が急になっているのは、屋根への積雪を防ぐ為。
豪雪地帯ならではの工夫がこのような姿を生み出しました。
冬には、集落に降り積もる雪と合掌造り家屋のコラボレーションが見事。
凍えるような寒さの環境ですが、この温かみある光景に心が温まるような、そして別世界にタイムスリップしたかのような気分を感じられます!
集落内には、伝統料理を食べられる食事処や集落の歴史を知ることができる資料館があります。
外から合掌造り家屋を見るのもいいですが、中から構造を見ることもできます!
世界から認められたこの日本の原風景、訪れてみてはいかがでしょうか?
住所:富山県南砺市菅沼
公式サイト: https://gokayama-info.jp/
<カメラマン>
台湾出身・在住の風景写真家の呉。それぞれの四季の風景が美しい日本が好きで、何度も日本へ撮影で訪れる。台湾と日本の架け橋となる事をしていきたい。