京都市外東部にある「南禅寺」。
臨済宗南禅寺派大本山の寺院で、日本の禅寺の中で最も高い格式をもつお寺です。
中門をくぐり進んで行くと、一際大きな建造物が見えてきます。
近づけば近づく程、スケールの大きさに圧倒されます。
これは、三門と呼ばれ寺院を代表する正門。
日本三大門の1つに数えられています。
三門は、別名、天龍門とも呼ばれており、歌舞伎の演目『楼門五三桐(さんもんごさんのきり)』で、石川五右衛門の名台詞「絶景かな絶景かな」の舞台としても有名です。
また、見どころとして欠かせないのがレンガ造りの「水路閣」。
これは、琵琶湖の水を京都市内に引く為に作られた建造物です。
格式高い和風の建物と、西洋風の水路閣が絡む光景は独特な世界観が漂っています。
秋にはこれらの建物と紅葉がマッチして、格別な世界が広がります。
フォトジェニックなスポットがたくさんの南禅寺。
素晴らしい紅葉と絶景を写真に収めるには、朝一番に訪れるのがおすすめです。
【南禅寺】
住所:
京都府京都市左京区南禅寺福地町
アクセス:
[電車]京都市営地下鉄「蹴上駅」下車、徒歩約10分
[バス]京都市バス「東天王町」または「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩約10分
公式サイト:https://www.nanzen.net/
<カメラマン>
カメラマン・王薪憲。台湾出身・在住。台湾で放送されたドラマを通じて、日本の文化や景色を好きになる。撮影が好きで、たまに日本を訪れ日本の景色を撮影する。世界中の方に台湾の風景を知ってもらいたいと思い写真を配信する。