独特のユルさとリゾート感にあふれる、石垣島へレッツGO!

東京から約3時間半、沖縄本土からも1時間で行けるのがここ石垣島。南国さながらの温暖な気候とまだまだ手付かずの自然が残るこの島は、バリやハワイなどのいわゆる“リゾート地”とも、自然に囲まれた地方の“田舎”とも違う独特の空気が流れている。石垣の観光地として有名な米原ビーチ、川平湾は島の北側。今回は、中心地ではありながらちょっとニッチな島の南側を中心に石垣島にあふれる独特な空気感と、地元の特産品やお土産が一網打尽で手に入る「ユーグレナモール」をレポート。

 

独特な空気感が魅力の「730交差点」が旅の拠点。

交差点の中心には記念碑が。観光客は立ち止まって記念写真や説明書きを熱心に読んでいる。

 

両脇にシーサーも鎮座して雰囲気たっぷり。

 

 

南国的な植林や気候でありながら、しっかりと生活感があるのがここの特徴。ギラギラしたリゾート感ではなく何処となく漂うユルさが魅力。

 

海辺はどこでシャッターを切っても絵になる。海外の港町を彷彿とされる街並みは歩くだけでも気持ちがいい。

 

沖縄では観光客にも人気のA&W。1919年にアメリカで誕生し、1970年代に日本に上陸したようですが、今ではここ沖縄の代名詞に。

 

街並み。730交差点付近には、手作り感がなんとも素敵なお店がいくつもある。

 

店先にはシーサーを飾っているお店が多い。

 

通り沿い、ベンチの後ろに目をやるとハイビスカスを発見して思わずパシャり。

 

本土とはまたひと味違った歴史と文化を語る上でハズせないのが「730(ナナサンマル)交差点」です。ちょっと変わったネーミングの交差点、そこにはしっかりとした歴史があります。戦前の沖縄県は、日本国内の他地域と同じく自動車は左側通行でした。しかし、沖縄戦終了直後の1945年6月24日に、沖縄を占領下に置いたアメリカ軍により右側通行に変更されているのです。730(ナナサンマル)の名称は、1972年の沖縄返還後、1978年7月30日をもって県内全域で本土と同様の左側通行に戻した7月30日(730)に、ちなんだもの。今では、目の前にある港から裏手のアーケード商店街、ホテルやお店など石垣の魅力が凝縮された、拠点になっているんです。

 

 

観光だけでなく、アウトドアアクテビティも充実。

アジのあるレンガ調の建物が目印。オープン初日からたくさんの人で賑わっていた。

 

明るい店内は、自宅でも真似したくなるようなオシャレなディスプレイ。

 

ファンならずとも訪れたくなるような素敵な店内。本格的なウエア・ギア類はもちろん、普段からも使えそうなスタイリッシュなアイテムがそろう。

 

ここでしか手に入らない地域限定のアイテムも人気。オシャレな友達のお土産にしても喜んでもらえそう。

 

そして、先ほど紹介した730交差点の角には、2017年3月にオープンしたばかりのアウトドアブランドの老舗「THE NORTH FACE/HELLY HANSEN石垣店」があります。このお店は石垣島を“NEW SPORTS ISLAND”というコンセプトのもと、リゾート地として親しまれた石垣の土地をアウトドアスポーツブランド独特の視点で捉え、アウトドアアクティビティとリゾートを同時に満喫するためのサポートを積極的におこなっている。おしゃれなギアや洋服はもちろんですが、地元スタッフと交流して、それぞれのアクテビティの情報を共有したり、このお店にしかない限定商品を手に入れたりと“ここならでは”の楽しみ方ができるのもこのショップのウリ。

 

THE NORTH FACE/HELLY HANSEN石垣店

沖縄県石垣市字大川1番地 730 COURT EAST COURT 1階

TEL:098-084-1320

営業時間:10:00〜21:00

HP:「THE NORTH FACE」

   「HELLY HANSEN」

 

 

お土産を買うなら絶対に「ユーグレナモール」がオススメ。

これでもかと並ぶ専門店が実に100店以上!午前中に行けば意外とお客さんも少なくゆっくりと楽しめる。

 

「BLUE SEAL」のバッグ。アメリカと関係の深い沖縄、石垣らしいアイテム。

 

同じものでも、お店によって微妙な差があるので、見比べてから購入するのがいい。ここは沖縄限定のガチャポンまで(笑)。

 

ちょっと雑なくらいがちょうどいい“しずる感”たっぷりの島らっきょうは200円。

 

青いバナナにドラゴンフルーツと、都内のスーパー顔負けの商品が普通に売っている。

 

美味しそうなサーターアンダーギー。筆者はお土産で買いましたが、誘惑に負けて食べてしまいました(笑)。

 

ザ・お土産屋といった佇まい。困ったらここに行けばとりあえずいいものが見つかるはず。

 

石垣市特産品販売センター。漂う老舗感はすごい。

 

旅を思いっきり楽しんだ後のお約束といえば、お土産を買うこと。もちろん道中でさまざまな素敵なものと出会うので、「わざわざお土産だけを買うために何処かへ行くのはちょっと…」なんて方にもここはオススメ。ここ「ユーグレナモール」は日本最南端のアーケード商店街で、南西側の中央通りと北東側の銀座通りの並行する2本の通りでできている。この商店街だけでも100店舗が軒を連ねる大型のアーケード商店街は、ただのお土産購入スポットだと思ったら大間違い!地域の特産品を扱う物産展から鉄板のお土産もの、もちろん食べ物だけではなく極端なことをいえば衣食住すべてに関わる特産品をここですべて手に入ることができる!もし、お土産を買う予定がなくてもこのアーケードを歩けば“石垣島の旅のハイライト”として十分に楽しめるハズだ。

 

 

石垣空港国内線。

 

いかがでしたでしょうか?「石垣島で巡りたい観光スポット」とは少しずれていますが、この島はレンタカーがあれば一周しても1時間半〜2時間ほど。さらに少し脱線しますが、レンタカーを予約するならここがオススメ。意外と正規で借りるよりも安いことが多いので、借りる前に一度のぞいてみてほしい。

安いスポット巡りの疲れを癒しながら、ここ石垣730交差点周辺で、母国、本土の違う街並みや文化を観察しつつ、散歩を楽しむのもオススメですよ!

 

 

Report & Text:『LocoBee mag』編集部

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”世界で一番小さい旅の相棒”をコンセプトに、旅人と地元の”LOCO”を繋ぐアプリケーション「LocoBee」から生まれたウエブマガジン。旅先で出会った素晴らしいモノ・コト・ヒトのつながりを毎日お届け。

 

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