日本文化が学べる体験教室にいってみよう!

書道や茶道、生け花など日本文化に魅了されている外国人が増えてきており、最近では鑑賞や買い物だけに留まらず実際に体験してみる観光客が急増中。海外にはない発想や技術などが虜にさせるポイントみたいです。日本で生まれたにも関わらず、日本文化をしっかり分かっていない日本人は多いはずですので(私もそのひとり…)、海外の方に限らず私たちも国の文化を知るため体験教室に行ってみるのも良いと思います! 今回は知れば知るほど興味が湧く奥深い体験教室をご紹介します。実際に肌で感じてみて素敵な思いでを作ってくださいね!

 

 

四季の移り変わりによって姿をかえる「盆栽」

たくましい姿がカッコイイですね。

 

盆栽とは170年以上受け継がれている日本伝統技術を駆使した、鉢の中で何十年もかけて育てていく植物。と聞いただけではシンプルに思いがちですが、実はとても複雑なものなんです!枝や幹の曲線、葉のつき方などトータルバランスが重要となってくる器用で繊細な技術が必須なんですね。言えば、立木の姿でその人の性格もわかってきちゃうんですよね(笑)。今、盆栽を始めようと思っている方、ただ愛情を注いで育てているだけでは立派なものに仕上がりません。愛情だけでなく知識と経験も必要となってきますので、勉強したい方は1日体験をして基礎知識を学んでから始めるのがオススメです。盆栽は知れば知るほど奥深いもの、そういったところが海外のファンを魅了しているポイントなんでしょうね。

 

 

海外ファンが殺到中!彩花盆栽が体験できる「清香園」

通常の盆栽は1本の立木で表現するものですが、こちらの清香園では草木や化粧砂などを使い華やかな風景に仕上げる「彩花盆栽」という体験ができます。鉢の中で小さな庭をつくるように寄せ植えしていくイメージですね。

 

料金は7,560円(税込)

 

立木盆栽はどちらかというと凛々しくカッコイイですが、こちらは華やかな美しさの作品に仕上がり、色彩や寄せ植えするバランスがキモとなる作風。作ったものは持ち帰りOKなので、自宅で盆栽と暮らせるのもいいですね!初めてしっかり盆栽の写真を見ましたが、強くたくましい姿に惚れ惚れしてしまいます。日本の伝統技術って本当にスゴイんだなと改めて実感しました。

 

HP:https://www.seikouen.cc/taiken/index.html

 

 

爽快感を味わえる「瓦割り」

こんなに綺麗に割れると気持ち良さそう!

 

瓦とは粘土で作った焼き物で、日本民家の屋根に使われている堅いグレー色のもの。空手をやっている方が力試しで瓦割りをしているイメージがありますよね。CMで武田梨奈さんが堂々たる頭で瓦割りをする姿が話題になりましたね。CGではなく実際に頭突きで割っているんですよ!覚えてないかた、ぜひ“セゾンカード 瓦割り”で検索してみてくださいね。

瓦割りに使われているものは「いぶしの熨斗(のし)瓦」というものを積み重ねています。違う種類の瓦を使ってしまうと拳が大変なことになり、ただただ痛い思いをするだけなので熨斗瓦を使ってくださいね!ふざけてやるのは危険です(笑)

 

 

日頃のストレスを拳に込めて!創業60年の屋根専門店「石川商店」

子供や女性も参加できますよ!

 

仕事や人間関係などでストレスを感じている方も多いのではないでしょうか?特に日本人はストレスを感じている国、堂々の1位だそう…真面目さゆえの結果なんでしょうか(笑)。そんな日頃のモヤモヤをスカーっと解消できる石川商店では、一般人が体験できない瓦割りが気軽に楽しめる場所なんです。

 

こちらがチャレンジメニュー。

 

瓦割りチャレンジメニューがありまして、1枚コースの序の口、10枚コースの関脇級、チャレンジ成功したら料金無料になる20枚コースの横綱級、さらにチャレンジ成功で1万円がもらえる30枚コース将軍級、などといったコースをご用意しています。枚数だけで聞くと楽勝!なんて思いがちですが実際見るとすごい枚数なので、気持ちとの戦い(笑)。せっかくの体験だから序の口よりも将軍を責めて1万円ゲットしてほしいものです!

 

五感を研ぎ澄ませて全ての思いを拳に溜め、その思いを瓦へ…!とやってみたくなりませんか?日常離れした緊張感と爽快感はきっとクセになること間違い無し。彼女の前でカッコつけるも良し、新しい刺激を求めて割るも良しです!

 

HP:https://riverstone-roofing.com/kawara-wari/

 

 

約80年以上もの伝統がある「食品サンプル」 

本物ではありませんよ、食品サンプルです!

 

つい最近食品サンプルブームが起きたかと思いきや、その歴史は約80年もあるってご存知でした!? 恥ずかしいことに私は知らず…(汗)。今ではどの飲食店でも必ずと言っていいほど食品サンプルがショーウィンドーに並んでおり、日本になくてはならない伝統文化として確固たる地位を築きなくてはならない存在となっています。海外にはこういったものが無いため、食品サンプルは“芸術”と言われているようですね。

 

 

思わず食べてしまいそうになる。食品サンプル業界のパイオニア「元祖食品サンプル屋」

美味しそうな見た目ですね〜

 

蝋を使った昔ながらの製法をもとに現代の技術を落とし込んだ食品サンプル作りが体験できる元祖食品サンプル屋さん。定番のレタス作りから、日本食No.1として海外から愛されている天ぷらを作ることができる。イチから丁寧に教えてくださるので、初めてでもリアルな食品作りが完成しますよ。ただし、日本語での案内のみになるので、海外の方は日本語ができるお友達もしくは通訳さんを連れて一緒に行くことをオススメします。

 

HP:https://www.ganso-sample.com/experience/kappabashi_menu1.html

 

 

ちょっとコアな情報をお届けしました(笑)が、これをきっかけにもっと日本を好きになってもらえるとうれしいですね!日本人の技術って本当にスゴイと実感すると思いますよ。私は不器用ですが(笑)。

 

 

Edit & Text:MUGI

<PROFILE>

甘えん坊でちょいおデブなチワプーと暮らす東京在住女子。無類の香り好き、散歩好き。

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